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「自由ぶった僕たち」mido&あかまるインタビュー

2020/9/25にTHE BINARY mido&あかまるのデュエット曲「自由ぶった僕たち」のMVを公開しました。
 二人が初めての共作に挑み、作詞作曲を手掛けた楽曲です。
「呼吸する春たち」「身勝手な夜空たち」の完結編として作られた三曲目は、前作を踏襲した様々なギミックが仕掛けられた挑戦的な曲に仕上がりました。
制作もレコーディングも悪戦苦闘した本作について、二人でたっぷり語ってもらいました!

ーーまずは楽曲に込めた思い、テーマについて詳しく教えてください。
mido:今回3曲を作る時点でプロデューサーの廣澤さんから、「3曲目は1,2曲を聴きながら迷っている少女“選べない女の子“を主人公にしよう」という話が合ったので、その前提で1,2曲目も制作しています。
あか:midoの選ぶ電車、あかまるの選ぶ電車、二つのシーンを見ながら判断できない女の子…言葉にするとすごく優柔不断だけど、世の中の殆どのことってそうだと思うんですよね。
mido:黒とも白とも決められない、灰色というか。私たちが両極…もちろんを何を判断するかで両極でもないんですけど…両極に立ったと仮定して1、2曲目を踏まえて、3曲目を聞いた時に、どちらの道を選んでもいい、究極選ばない道もある…みたいなことを伝えたくて。
あか:リリックナビゲーションとして入ってくださったRUCCAさんに「電車がテーマなら、最後は山手線にフォーカスを絞ろうか」とアドバイスをいただいた時は、なるほど!って思いました。
mido:地方の方にはちょっと??かもですが、山手線って◯なんですよね。終着駅がないんですよ。だから本当何処行き?っていう。
あか:ただ曲をよく聞くと実は一瞬総武線に乗ってるの(笑)
mido:あ、抜けたじゃん!っていう…まあ最後また山手に戻るんですけどね(笑)

ーータイトルの意味を教えてください。
mido:タイトルをつけるときに#人生線何処行きシリーズは「~たち」で統一しようってことになって、そこから色々考えました。
あか:いきはるも夜空もそれぞれの楽曲の歌詞の中から拾ってるので、今回もワードを集めてみんなで考えたよね。
mido:タイトル会議はいつも難航しますが、満場一致でこれだ!ってなった時は気持ちいいです。
あか:「自由ぶっている魔物にさよなら」というフレーズがあって、この魔物というのは“何処にも行くことができない、どうしようもない自分“ = 僕のことを表しています。みんなそういう思いがあると思うので、複数形で僕たち。
mido:ちなみに“自由“ではなく“自由ぶった“というのが皮肉が効いててお気に入りです。
「自由な僕たち」だとすごく前向きで解放的に感じると思うのですが、「自由ぶった僕たち」だと本質は自由ではなく、逆にいえば社会に囚われて生きている、自由だと思い込んでいるという少しダークな印象を受けるかなと。
あか:ちょっと擦れてるというか素直じゃない感じがすごくばいなりーっぽいよね(笑)

ーー二人での作曲はいかがでしたか?
mido:おしゃれで疾走感のある、花君とはまたちがった雰囲気のわたしたちを表現したいなと試行錯誤しました。
あか:前作のメロディを入れたい!っていうのは私もmidoも同意見だったので、その辺はサクサク進んだよね。
mido:通話しながら「こっちのメロがいいんじゃないかな?」「えーこっちがいい!」っていうのをずっとやってました(笑)
私はギターが弾けないので、そういう技術的な部分はあかまるにお願いしたり…
あか:編曲が入って最終的にできた音源を聴いたらめちゃくちゃかっこよく仕上がってて嬉しかったです。感謝の気持ちでいっぱいです。
mido:私たちの拙い音をかっこよくしていただいてありがとうございます…!!

ーー自分の中で気に入っているワードやフレーズは?
mido:池袋や田端など、身近な駅名が入っているところです。
楽曲で、歌詞の内容に共感したりすることはあるけど、実在する駅名が出てくることで物理的に曲を近く感じられるって新鮮かなって。
あか:聞いてると山手線乗りたくなるよね。東京以外の県の路線に置き換えてるスイミーもいて面白かった!
mido:ぜひ聖地巡礼してください。
あか:私はmidoちゃんパートの「-生きる才能って何?- 暗黙のルール「我慢しな」」からの、
あかまるパート「宛らこの電車(ハコ)は この時代の縮図みたい 同じトコをずっと 廻っていたんじゃない 廻る度 機を狙ってたんだ」と来て、
再びmidoちゃんパート「瞬間の呼吸で 気分で降りる 知らない街でいい」で締まる一連の流れが好き!
拘った部分でもあるので、特別気に入ってます!

ーーレコーディングについて伺います。どこに力を入れて歌いましたか。
 mido:全てです…
あか:毎回全力でRECしてるからそうなるよね。
mido:オリジナルのデュエット曲記念すべき二曲目で「花に雨を、君に歌を」とはまたちがったテイストの楽曲なので、
どんな風に歌ったら自分のパート、あかまるのパート、2人のパート…全てを魅力的に届けることが出来るんだろうと頭を悩ませました。
あか:今回は特に難しかった気がします。強いて言うならサビ部分かなぁ。 

ーー歌う上で難しいと感じたところはどこですか。
 mido:個人的には曲がはじまる「山手アンダーグラウンド」のところが緊張しました…
やっぱり歌い出し、一発目ってどきどきします。こだわりの一発目です。
あか:1サビ前の「どうしてこんなに 拒絶しちゃうんだろう 虚構がルージュして街を歩く」が特に難しかったです。
ただ全体を通してとにかく歌うのが難しいので、カラオケ配信されたらスイミーにもチャレンジしてほしい!
mido:ライブで歌ったらどうなるんだろうと楽しみ半分、不安半分です。
あか:確かに!11月のライブでは生歌で披露することになると思うので頑張ります。 

ーー特に注目して聞いて欲しいところはどこですか。
 mido:サビ部分かな。
あかまると掛け合いになって歌い合うところが歌っている時も、聴いている時もとても楽しいから。
あか:分かる!勢いあって楽しいよね。
mido:うんうん、聴いてくれている人の気持ちも盛り上がって欲しいです。
あか:私は2Aからラスサビの流れが特に気に入ってます!

ーー制作やREC時の裏話、こぼれ話をなんでもいいので教えてください。
あか:プロデューサーの廣澤さんが、「あかまる節!もっとガッツリ出して良いんだよ!」ってすごい押してくれて。
テンション高い状態でRECしてました!この歌、本当に歌ってて楽しいんです!
mido:スタッフさんはREC中すごい褒めてくれるよね、青木さんも「いいね~!天才だよ!」って雑に言いがち(笑)
 私は毎度差し入れとかいただいたおやつを食べ忘れてしまって…
家に帰ってから思い出して、たべたかった~!!と悔しい気持ちになるので、次回からはもうカバンに入れようと思います。
あか:あるある。歌うのに必死になってると食べるの忘れちゃって後からお腹空きます。 

ーー最後にMVで一番気に入っているところはどこですか。
あか:好きなポイントはいっぱいあるけど、ラストの2人が走り出してそれぞれの電車へ向かって走り出すシーンが特に好きです。
 mido:結局乗ったのかな?二人はどうなったんだろう?って考察できてワクワクするよね。
私は縦動画で新鮮なところや、主人公が自分たちの音楽に動かされて行くストーリーがお気に入りです。
あか:縦動画はスマホで見ると没入感あっていい!こういう新しい挑戦にスイミーもリアクションしてくれて嬉しい。
mido:あとは画面上に時間が表示されているというところが個人的にはエモいなぁと思っています。
0になったらどうなるんだろう?というわくわくだったり、楽曲の残り時間があとこれだけなのか…と「終わりがある」ことを認識させることによって、より大切にその瞬間を味わえるというか…そういう効果もあるような気がしています。
あか:さすがmidoさん深いです。

ーーありがとうございました!

プロデューサーの廣澤優也さんからも楽曲についてコメントをいただきました。

ーーサウンドのテーマを教えてください
《THE BINARY・ミーツ・ホーンセクション》です。
前作の人生線シリーズの二曲はmido・あかまるの個性を深堀した作品作りを意識していたので、逆に三曲目は今までTHE BINARYに無かった要素を加えたいと思い、ホーンセクションをサウンドに取り入れました。

ーーギミックがあれば教えてください
《呼吸する春たち》《身勝手な夜空たち》の要素をたくさん取り入れた楽曲作り・楽曲構成となっています!
メロディや歌詞以外にも上記二曲の楽器のフレーズなども随所盛り込んでますので、前作を聞いてからだとより楽しめる作りとなっております。
ぜひスイミーの皆さんには何度も聞いて、様々な要素を見つけて頂けたら嬉しいです!

ーー特に注目して聞いて欲しいところはどこですか
サビ部分など二人組アーティストならではの歌い分けとなっていますので、二人のハーモニーを堪能してもらいたいです。

ーー最後に制作やREC時の裏話、こぼれ話をなんでもいいので教えてください
あかまるさんが毎回青木さん差し入れのおにぎりを美味しそうに食べていたのが印象的でした(笑) 

ーーありがとうございました!


自由ぶった僕たち by THE BINARY mido&あかまる Music Video

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